2は、さらに自信作!共演三度目で息ぴったり!! まるで本当の家族のようなの掛け合いに会場大爆笑!完成披露試写会レポート

この度、4月26日(水)に丸の内ピカデリーにて豪華キャストと山田監督による完成披露試写会が行われました。
満員の会場の中、平田周造役橋爪功さん、周造の妻・富子役吉行和子さん、長男・幸之助役西村雅彦さん、幸之助の妻・史枝役夏川結衣さん、長女成子の夫・泰蔵役林家正蔵さん、次男・庄太役妻夫木聡さん、庄太の妻・憲子役蒼井優さん、そして本作を手がけた山田洋次監督の計8名が、撮影以来初めて集結し山田組お馴染みの温かい笑いに溢れる舞台挨拶となりました。

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はじめに司会者から山田監督へ、「多くのお客様が『またあの家族をスクリーンで観たい』と声があったと聞きました。監督がこの続編を作ろうと思われたきっかけ、制作にあたっての思いは?」と尋ねると、山田監督は「『東京家族』でまた一緒に作りたいねって話していて、それが第1作目の『家族はつらいよ』でした。その時にまた作りたいなと思ったんです。一緒にお仕事をした俳優さんだと、その人でいろんなイメージが湧いてきてどんどんセリフも思いつきます。同じ俳優さんとチームを作ることはだんだん楽しくなり中身もよくなっていく、そして今回、パート2を作りました。」と作品への想いを語りました。

一家の主である橋爪功さんは「ようこそ、この家族へ。パート2を作るって聞いてなんて幸せだろうと思いました。面白いです、限りなく面白いです。パート2って下がるじゃないですか、でもこれは上がっちゃっいました。」と自信満々の一言。他の出演者もまた「私も試写で観て笑いました。」(夏川さん)、「やっぱり家族っていいなと思える作品です。」(林家さん)、「家族はつらいよ帰ってまいりました。二度あることは三度あることを信じてこれからも臨んでいきたいです。大いに笑って帰ってください。」(妻夫木さん)、そして蒼井さんは「続編をやると本当の”家族”みたいになります。パート2でさらに勢いがついたこの作品をまた次回作が待機していればいいなと思います。」とそれぞれに本作への思いと期待を込めて、笑いを誘いながらコメント。

前作と今作の違いについて尋ねられると、吉行さんは「前回では(これまで我慢してきた言葉を)言いたい放題伝えまして、今回はそれを実現させてオーロラを見る旅行に行かせていただきました。 」その一方で、「橋爪さんとは慣れ親しんでしまって、安心してしまっていました。でも映画の中では私にとっては悪い奴なんです。だって私が旅行に行くと言った瞬間、好きな女の子に電話をかけたりて、、、」と変わらぬ夫婦仲の一面を映画の1シーンになぞらえて話しました。
前作では恋人役だった庄太と憲子について妻夫木さんは「今回はリラックスして家族に入っていけました。居心地が良かったです。憲子がいないとこの家はダメなんです。」と振りかえり、蒼井さんも「優しい庄太に少し平田家のDNA、周造さんの血が出てきました。史枝さんを顎で使ったり。」と前作とは違った庄太の見所を明かし会場を笑いで包み込みました。

さらに前作より周造DNAを引き継き似てきたと話題に上がった幸之助役の西村さんは「見てくれが?ある部分が?確かにそうかもしれません。橋爪さんに似てきたかもしれません。」と答え会場は大爆笑。続けるようにして「先輩、尊敬しております。橋爪さんのお芝居は勉強になる…」と弁解するも、橋爪さんが「もういいよ!」とツッコミ、家族の慣れ親しんだトークに会場を沸かせました。

そんなハチャメチャな家族の一番の被害者は幸之助の妻・史枝。演じた夏川さんは「本当に大変です!長男の嫁は大変です!あっちを立ててこっちも立ててで振り回されて、しまいには庄太からもぞんざいな扱いを受けて…私の味方は文鳥しかいない。ぜひそこもお楽しみに。(笑)」と妻の悲劇を披露。果たして悲劇はどんな喜劇として描かれているのか、これから映画を鑑賞する観客より期待のまなざしが寄せられました。

今回、『東京家族』、前作の『家族はつらいよ』に続き、三度目の共演となった出演者たちに、撮影を終えてお互いのことを“家族”のようだと思った出来事があるかとお聞きすると、一番初めに口を切ったのは橋爪さん。「一切ないです・・・。」と、周造を思わせる発言に会場は騒然。そんな橋爪さんに対して吉行さんは「私は愛しています。現場でだけ。(笑)」その言葉に橋爪さんは「僕からは離婚届は出しません。」と、幾度となく夫婦役を演じお互いを理解し合っているからこその軽快なトークで仲の良さを披露しました。
妻夫木さんの「前作まではみんな同じところで休憩していたのが、今回はみんな同じところにいるのに違うことをしていて、でもそれに違和感なく過ごせていることに、ああ本当に家族っぽいなと思いました。」というエピソードに対して、蒼井さんも「今作の現場では、女は女だけで集まり話をし、男は男で固まって好きな時間をすごす、まるで親戚が集まったような感じでした。」と平田家の舞台裏を明かしました。

最後に監督から「『劇場を後にする』という言葉が好きです。観終わった後暗い夜の道で、ああ今日は楽しかったなとかそんな想いに包まれる、そんな気持ちで劇場を後にできるような映画を作りたいとずっと思っています。この映画がそんな映画であればいいなと思います。」とメッセージを贈り、温かな拍手に包まれ、舞台挨拶は終了、映画が披露されました。